別府に上陸して、九州横断道路(R500)を走り出したものの、やはり途中でパラパラと降り出す。この先もたぶん降ってるだろうとコンビニでカッパを着込む。
道なりに進んでK11にスイッチし、予定では由布岳の南側の峠道を進むことにしてたけど、あまりにも霧がすごいので、急きょ大分道の別府ICから湯布院ICまでワープ。
濃霧の高速をしばらく走り、湯布院ICに着くと雨は止んでました。R210→再びK11で、ようやく憧れの「やまなみハイウェイ」へ。標高が上がるとやっぱり霧が深くて、幻想的と言えば幻想的だけど、そろそろ景色が見たいよ〜。
朝日台レストハウスという場所まで来ると、ようやく視界が開けてきました。だんだん、阿蘇っぽい風景になってきたぞ。
おぉー、こういう直線いいね〜!北海道の景色みたい。
って、この場所...ずっと行きたいと思ってた長者原じゃないですか!
朝7:50にフェリーを下りて、のんびり走って9:15着。あっさり着くもんですね。しかしあいにくの雲で展望は開けず...残念!
長者原から再び峠道を走って、標高を上げて行くと、行く先は晴れてるみたい。
山を下って、R442との交差点を過ぎたあたり。この辺に来ると、結構バイクを見かけるように。
素晴らしい風景なので、50〜60km/hでのんびり走る。こんないい道、飛ばす気になりませんね。もったいない。
後ろから来る早いバイクは先に行ってもらいましたが、みんな左手を軽く上げて、マナーいいですね。地元ナンバーの赤いマーニが格好よかったな。
案内表示板にしたがってK45にスイッチし、大観峰を目指す。この道が有名な「ミルクロード」。牧場の中を走って標高を上げて行く最高の道でした。
この風景、今回の旅で一番感動しました。なんて綺麗な道なんだろう。
10:10大観峰に到着。結構早く来れるもんですね。
駐車場は観光バスやら自家用車でガヤガヤしてたので手前の砂利の駐車場で小休止。
遠くまで来たもんだなぁと感慨にふけるも、次の予定があるので再び出発、R212にスイッチして南下。
峠道をどんどん下って最初の信号を右折、内牧温泉の町に入る。道なりにまっすぐ進んでいくと...
10:45本日の昼食場所に到着〜。有名な「いまきん食堂」さんです。
お店の前の道を進んだお寺さんの駐車場に止めていいらしいので駐車し、店員のおねいさんに「一人ですけども...」と告げると、「はい〜、じゃぁ62番で受け付けます。」ですと。
一人なので40分ぐらいで呼べるとのことでしたが、4人組の人は「2時間半〜3時間待ち」と言われてはりましたよ...コワ。
お店の人も慣れたもので、散策マップをくれたのでカフェでもないかと思ったけど、近くになさげだったのでベンチで休憩がてら待つ。
家や知り合いにメールしたり、ちょっとレトロな町並みを見たりしてお店に入れたのは45分後でした。
メニューは見なくても決まってるんです。えぇ、そうです。有名なアレですよアレ。
ちなみに右上に写っているのは、ビールじゃなくてお茶ですので。何も言わずに「ドン」とジョッキで出てきました。バイク乗りにはコレって感じなんでしょうか。嬉しかったですけど。
真面目な店なのか、ふざけた店なのか、空腹のせいでわけがわからなくなってきました...店員さんはみんな素朴な方々で、誰も冗談言いそうにないのに。
で、本日のメイン、あか牛丼(大)です。
お店に入って15分、お店に到着して1時間、ようやく会えました〜。
想像してたよりもお肉が柔らかくて、上品な味わい。美味しかったけど、僕的にはもう少し香ばしく焼いていただければ満点だったんですが。半熟卵を割ると、よけいにまろやかになるしね。
今度行くときは(行くのか?)岩塩を持って行ってパラリとしたいね。でも大変おいしくいただきました。
いまきん食堂を後にし、帰り道に地元の「久幸堂」というお菓子屋さんの「いも萌え」という、かわいらしいおまんじゅうを購入。コレが美味しかった。賞味期限が3日間なので、おうち用にどうぞ。
来た道を戻って、再びR212で山を駆け上る。遠くの方に、さっきまでいた内牧温泉の町が見えます。
こういう景色が阿蘇っぽいですね〜。ダイナミックな地形とキレイな緑が素晴らしい。
再び大観峰に戻って、今度は徒歩で展望台を目指します。この坂の先から阿蘇五岳が見えるはず。
高原の心地良い風の中を10分ほど歩いて到着。でもガスってて、お釈迦様が寝ている姿は見れませんでした。残念。
またひとつ宿題が増えたな...
長くなったので、Vol.3につづきます...