長くなってしまいましたが最終回です。
大観峰を後にして、再びK45(ミルクロード)で来た道を戻ります。しかし本当に素晴らしい道。
のんびり走って、阿蘇の風景を満喫。この風景はここでしか見れませんね。
K11(やまなみハイウェイ)にスイッチして再び北上し、よくブログで見かける「三愛レストハウス」で小休止。
フェリーで見なかったお土産をここで購入。そうそう、フェリーには結構いろんな種類のお土産が売っているので、行きしなに目星をつけておいて、帰りに買うのがおすすめ。
さぁ、出発と思ったら...今から上る山の上は雲の中〜。
ここからはK11の西側を並行して走るK40で北上。最初は意外にも林間コースでしたが、これはこれでまた良し。
でも筋湯温泉の手前ぐらいから結構な雨が降ってきました...
ここで再びカッパを着ることに。
K40も途中から牧場の中を走る快適ロード。でもガスが濃くってあまり展望は開けず。
「雨やのに、ごくろうさんやなぁ〜」と牛さんに言われているようで、ちょっと癒されました。
ふと振り返るとこんな景色。霧雨だからこそ、緑が映えると自分に言い聞かせます。
そのままK40を北上する予定だったけど、ちょっと心残りの場所があったので、東へスイッチして再びK11へ。天気も晴れてきたぞ。
朝に通った長者原に再び立ち寄ってみました。
山にかかるガスが晴れないかなーと、しばらく待ったけど残念ながら晴れず...これはもう一回来いということですね。
湯布院まで戻って、道の駅ゆふいんで小休止。R210→K11で別府方面へ。
途中、ローカル駅を見かけたので少し寄ってみたり、対向してくるスゴイ数の自衛隊車両に興奮したり。
湯布院の町を朝霧が覆う風景を見る予定だった狭霧台。今朝来てたら、ここも真っ白だったんでしょうね。また来ないと...
由布岳の南側を駆け上がる爽快な道。
でもここでも由布岳はガスってて姿を現さず...
別府市内に入り、見覚えのあるR500へ。
「坊主地獄先」という交差点を左折。すごい名前。
16:15、別府温泉保養ランドに到着。
一度入ってみたかった白い泥湯につかってきました。
僕的には内湯のコロイド湯がよかったな。ただし施設はだいぶ古くて、入浴料1,100円はちと高いな...
休憩室でコーヒー牛乳を飲んだら17時前。フェリーは18:45出航だから、このままフェリー乗り場に行こうかなぁと思ったけど、せっかくなのでもう1ヵ所寄っていくことに。
港の方向に少し走ったところにあるこちらに到着。別府冷麺の店「胡月」さんです。
別府の名物って何だろうと思って調べたら冷麺と出てきたので気になってたんです。お店の向かいに駐車場あります。
冷麺(大)。びっくりしたのが麺の太さとコシ。
スープも一切の雑味がなく、具もいらんもんがのってないしメチャ美味しかった。かなりおすすめです。
17:45、別府観光港に到着。
もう乗船が可能とのことだったので、チケットを見せたら帰りもカウンターでチェックインが必要とのこと。
チェックインをすませてバイクに戻ったらすぐに乗船。
帰りはツーリストベッド8人部屋に一人でした。やったね。
18:45、別府観光港を出航。
楽しかったなぁ。そんでもって明日はきっと快晴なんだろうなぁ...
「機関全速!宜候!」
デッキで離れゆく別府の街明かりと夕暮れを見ながら過ごす。
夕食もお風呂も済ませたし、売店でお土産を買ったり、荷物を整理したり、結構暇を持て余す。贅沢なことですけど...。そうそう、フェリーではサンダルが必須アイテムです。
朝5時すぎ、明石海峡大橋を通過。
東の雲が厚く日の出は見れず...今回はお日様に縁がなかったな。
6:30、大阪南港に到着。
そんなに広くない埠頭内で180度転回する見事な操船。
無事に上陸して、阪神高速南港北ICから大阪市内へ。
月曜朝の通勤時間帯の環状線はなかなかの殺伐ぶりでしたが、阪高下りた後のR1も、すり抜けの原二バイクがおそろしかったー。
で、まっすぐ向かったのは、主治医のショップ。
別府・阿蘇では1回も道に迷わなかったのに、ここに来るのに迷ったという...大阪の道はよくわからん...
朝8時前から店を開けて、モーニング食べさせてくれるバイク屋さん。借りてたツーマプを返し、ツーリングの土産話。
テンション高く冷麺を熱く語る僕の話を、半笑いで聞いてくれる優しい店主。いつもありがとうございます。
10:15、近所のGSで給油して自宅に到着。
荷物を下ろして早速洗車。よく頑張って走ってくれました。
プレクサスで拭き上げて終了。現地220km、総走行距離364kmのツーリングでした。
はじめての弾丸フェリーでしたが、時間を有効に使えるし、楽だし値段も手ごろだし、旅気分を大いに味わえるし、おすすめです。